本気で旨いパスタ10選


第10位:アマトリチャーナ

塩気の効いたパンチェッタと甘い玉ねぎ、トマトソースが絶妙に絡むローマの名物パスタ。

ローマではペコリーノ・ロマーノチーズを使うのが伝統で、
しっかり炒めたパンチェッタの旨味とトマトの酸味が一体となり、
シンプルながら深い味わいが楽しめる。


第9位:プッタネスカ

アンチョビ、オリーブ、ケイパーが効いた塩辛くてパンチのあるソースがクセになる。

名前の由来は「娼婦風」と言われ、短時間で作れて香りが強く、
忙しい女性たちがさっと作って食べたとも言われるが諸説あり、
トマトソースの中に広がる塩味が食欲を刺激する。


第8位:カーチョ・エ・ペペ

チーズと黒胡椒だけで作るシンプルなのに奥深い味わいが魅力。

チーズはペコリーノ・ロマーノが定番で、
パスタの茹で汁とチーズを混ぜる乳化のテクニックが成功のカギとなり、
クリーミーで香り高いソースがパスタに絡むのが特徴だ。


第7位:オレキエッテ・コン・クーレ・ディ・ラーパ

南イタリア・プーリア州名物で、耳たぶ型パスタに菜の花のほろ苦さが絶妙に合う。

現地ではアンチョビや唐辛子で風味を足すのが定番で、
ぷりっとしたオレキエッテの食感と菜の花の苦味が組み合わさり、
素朴ながらも力強い郷土の味が楽しめる一皿だ。


第6位:スパゲッティ・アッラ・ノルマ

揚げナスとトマトソース、リコッタ・サラータが香るシチリアの代表パスタ。

19世紀のオペラ「ノルマ」にちなんで名付けられたとされ、
揚げたナスの甘みとコク、塩気のあるチーズがトマトソースに絡み合い、
南イタリアらしい太陽の味を感じさせる。


第5位:ペスト・ジェノベーゼ

バジル、松の実、ニンニク、チーズ、オリーブオイルで作る緑のソースが爽やかで香り高い。

ジェノヴァ発祥で、現地ではトロフィエという短いねじれたパスタを使うことが多く、
松の実のコクとバジルのフレッシュな香りが広がる、夏にぴったりの一品。


第4位:ボンゴレ・ビアンコ

アサリの旨みと白ワイン、ニンニクで作るシンプルだけど贅沢な一皿。

日本でも人気で、パスタの茹で汁を加えて乳化させるのがポイントであり、
アサリの出汁とワインの香りが絶妙に調和し、
あっさりとしながらも奥行きのある味わいが楽しめる。


第3位:カルボナーラ

本場ローマでは生クリームを使わず卵とチーズだけで作るのが定番。

パンチェッタやグアンチャーレの塩気と胡椒がアクセントになり、
熱々のパスタに卵液を絡めて作ることで、
まろやかでクリーミーなのにしっかりとした旨みを感じる濃厚な味わいに仕上がる。


第2位:アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ

ニンニク、唐辛子、オリーブオイルだけの超シンプルパスタなのに、香りと辛味でやみつきになる。

イタリアでは「夜食の定番」としても有名で、
香ばしく炒めたニンニクとオイルがパスタにしっかり絡み、
少ない材料でも奥深い味わいを楽しめるのが魅力。


第1位:ボロネーゼ(ラグー・アッラ・ボロニェーゼ)

イタリア北部ボローニャ発祥で、
牛肉のミンチを赤ワインやトマトでじっくり煮込む濃厚ソースが主役。

イタリアではタリアテッレなど平打ち麺と合わせるのが伝統で、
玉ねぎや人参、セロリなどの香味野菜を炒めて作るベースが旨みを深め、
時間をかけて煮込むことで肉の甘みとコクが凝縮された極上の味わいが楽しめる。

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