第10位:グリーゼ1214b

直径は地球の約2.7倍で、質量はおよそ6.5倍もある「スーパーアース」に分類される惑星。
「水の惑星」とも呼ばれていて、大気に大量の水蒸気が含まれている可能性が高いんだ。
もし本当に海が存在するなら、地球のどんな海より深い“超高圧の熱水”が広がっているかもしれない。
ただし表面温度は200℃を軽く超えるともいわれていて、
人類にとってはサウナどころじゃない地獄の環境。
現在、ハッブル宇宙望遠鏡やジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡でも
調査が進められている注目の惑星だよ。
第9位:HD 189733b

「ガラスの雨が降る惑星」として有名!
見た目は美しいコバルトブルーで、ぱっと見は地球そっくりの青い惑星。
でも実際は全然優しくない。
大気中にはシリケート粒子が含まれていて、
それが「ガラスの粉」みたいに風に乗って秒速7000kmというとんでもない速さで吹き荒れる。
つまりガラスの粒が横殴りに飛んでくる地獄のような環境なんだ。
温度も約1000℃以上で、まさに灼熱の青い悪魔と言われている。
第8位:木星

太陽系最大の惑星で、地球が1300個以上も入るほどの巨大サイズ!
その質量は太陽系の全惑星の合計の2.5倍以上もあって、まさに宇宙の巨人。
もし木星が存在しなかったら、地
球にもっと多くの彗星や隕石が降り注いでいた可能性が高いと言われていて、
巨大な引力で危険な天体を引きつける「宇宙の掃除屋」と呼ばれているんだ。
しかもあの有名な大赤斑は、地球がすっぽり入るほどの超巨大な嵐で、
数百年以上もずっと渦巻き続けているというから驚き!
第7位:55 Cancri e

別名「ダイヤモンド惑星」として話題になった惑星!
地球の約2倍の大きさで、母星からめちゃくちゃ近いところを回ってるから、
表面温度は約2500℃と超灼熱。表面には溶岩の海が広がっている可能性があるし、
内部に炭素が多いと予測されていて、
それが高温高圧で結晶化してダイヤが埋め尽くされているかもしれないと言われている。
もし本当にダイヤだらけなら、天文学的な価値どころじゃない。
でも人類が行った瞬間に即蒸発するレベルの過酷な世界。
ロマンはあるけど命が足りない惑星だね。
第6位:金星

地球とほぼ同じ大きさで「双子の惑星」なんて呼ばれてるけど、中身は悪魔レベルに違う。
大気の96%が二酸化炭素という猛毒で、気圧は地球の約90倍。
まるで1km海底に潜ったような圧力が常にかかってる上に、
表面温度は平均で約460℃と鉛すら溶けるレベル。
しかも雲は硫酸でできていて、硫酸の雨が降る恐怖の環境。
ソ連の探査機ベネラがかつて着陸に成功したけど、数十分で壊れてしまうほどの過酷さだ。
地球の美しいお隣さんかと思いきや、地獄の釜の底みたいな星なんだよ。
第5位:WASP-12b

「親星に食われている惑星」という恐ろしい肩書き。
恒星にめちゃくちゃ近い軌道を回っていて、その距離は地球と太陽の25分の1以下。
強烈な潮汐力で惑星が引き裂かれ、ガスが恒星に吸い込まれている最中なんだ。
まさに「星が星を食う」リアルな天体ショーが起きてる。
あと1千万年ほどで完全に飲み込まれると予測されてる、時間制限付きの惑星。
恒星の熱で表面温度は約2500℃に達する灼熱のガスジャイアントで、
その運命を知ると切なくなる存在だね。
第4位:海王星

太陽系の最果てにある美しい青の惑星!
でもその中身はとんでもない荒れ狂う世界。
風速は秒速600m、時速にすると約2000kmという超暴風が吹き荒れていて、
太陽系で最も強風が吹く惑星として知られてるんだ。
もし人間が立ってたら一瞬で吹き飛ばされるレベル。
美しい青色はメタンガスが太陽光を吸収して赤い光を取り除くから。
海王星には「大暗斑」という巨大な嵐があったり、
独特のダイヤモンドの雨が降っている可能性もあって、研究者を魅了し続ける神秘の惑星だね。
第3位:トラピスト1d

「生命がいるかも!」と注目されるトラピスト1系の1つ。
トラピスト1系は7つの惑星がギュッと詰まった超コンパクトな惑星系で、
母星は赤色矮星という小さいけど長生きする恒星。
トラピスト1dは地球に近い大きさと温度を持っていて、
表面に液体の水が存在する可能性があるんだ。
しかもトラピスト1系はすべての惑星が
「ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)」の範囲内に並んでいて、
宇宙生物探しの最前線になってる。
もし未来に移住するなら、火星よりもトラピスト1系の方がロマンがあるって言う人もいるくらい!
第2位:HD 209458 b

太陽系外惑星の観測史に名を刻んだ有名惑星!
「オシリス」という愛称もあるこの惑星は、地球から約150光年の距離にあって、
初めて大気の存在が確認された太陽系外惑星なんだ。
恒星の近くを回っていて、その熱と恒星風でガスがどんどん吹き飛ばされ、
彗星みたいに長い尾を引いている姿が観測されて話題になった。
表面温度は約1000℃を超える灼熱の世界で、巨大なガスジャイアント。
発見の衝撃は大きく、以後の系外惑星研究が一気に進むきっかけになった惑星だよ!
第1位:火星

人類の次の移住先として注目度No.1の惑星!
地球の半分くらいの大きさで、赤く見えるのは表面に酸化鉄、つまりサビが多いから。
最大の見どころはオリンポス山。
高さはなんと約27kmもあって、エベレストの3倍以上という規格外の巨大火山なんだ。
さらに全長4000km以上、深さ7kmの大峡谷「ヴァレス・マリネリス」もあり、
地形だけでも超絶スケール。
最近は地下に液体の水が存在する可能性が報告されていて、
人類移住への夢が一気に現実味を帯びてきてる。
探査機やローバーが続々と送り込まれていて、近い未来に人類が立つ日が本当に来るかもしれないね!