第10位:赤貝

コリッコリの歯ごたえと磯の香りがたまらん。
噛むたびに海の風味が鼻に抜ける感覚は、貝好きには至福そのもの。
ただ、独特のクセがあって苦手な人も多いから、最初は勇気がいるネタ。
でも一度ハマると抜け出せないのが赤貝沼。
鮮度が命で、新鮮じゃないと途端に生臭さが出るから、信頼できる寿司屋で食べたいところ。
江戸前の職人さんが丁寧に仕込んで出す赤貝は、見た目の美しさも格別。
第9位:漬けマグロ

普通のマグロも旨いけど、漬けにすることで旨みが何倍にもなるのが醤油漬けの魅力。
江戸前寿司の伝統的な技で、昔はマグロを保存するための知恵から生まれたって知ってた?
醤油にみりんや酒を加えた特製ダレにマグロを浸すことで、
魚の旨みが凝縮し、口当たりもしっとりと変化する。
特に赤身の漬けは、まろやかで味わい深く、一口で「寿司ってやっぱり奥が深い」と感じさせる逸品。
第8位:炙りサーモン

サーモンはそのままでも十分旨いけど、表面を軽く炙るだけで風味が一変。
香ばしさと脂の甘みが相乗効果を生んで、とろけるような食感がたまらない。
最近はマヨネーズをかけて炙る創作系も人気で、女子人気は最強クラス。
脂が強すぎず、でも満足度は高いという絶妙なバランスが魅力。
回転寿司から高級店まで幅広く愛される、現代寿司界のスター選手的存在。
第7位:煮穴子

ふわっふわの食感と甘ダレのコンビネーションが唯一無二。
ウナギよりも脂が少なくさっぱりしているから、
重たくなりがちな寿司のラストスパートにもぴったり。
江戸前の職人技が光るネタで、時間をかけて柔らかく煮込むことで、骨までほろほろに。
甘ダレの塗り方一つにも職人のこだわりが詰まっていて、
照りが美しい煮穴子は見た目からして芸術品。
ひと口で幸せに浸れる逸品。
第6位:イカ

一見地味だけど、寿司通には外せないネタ。
噛んだ瞬間にほんのり甘みが広がり、コリコリとした食感がクセになる。
イカ自体は淡白だけど、その分職人の技が試されるネタでもあり、
包丁で細かく飾り包丁を入れることで、舌触りが格段に良くなる。
さらに塩やレモンで食べると、甘さが引き立って驚くほど上品。
実はイカも鮮度勝負で、古いと一発でわかるから寿司屋の実力が問われるネタ。
第5位:ほたて

一口噛むと、甘みが口いっぱいに広がって思わず笑みがこぼれる。
北海道産の新鮮なホタテは、別格のジューシーさと柔らかさ。
プリっとした食感と濃厚な旨みが共存する感じが堪らない。
個人的にはレモンを軽く絞って爽やかに食べるのが推し。
軽い塩で旨みを引き出すのも良いし、わさびと醤油で王道に楽しむのもアリ。
寿司だけじゃなく刺身でも主役級の存在感を放つ。
第4位:中トロ

赤身のさっぱり感と大トロの脂の甘み、そのちょうど中間をいく絶妙なネタ。
赤身より脂のノリが良くてとろけ具合が最高なんだけど、
大トロほどしつこくないから何貫でもいけちゃう危険な存在。
寿司屋で「今日はいい中トロ入ってるよ」と言われたら、迷わず頼むべし。
マグロの産地によって脂の質や風味が違うので、食べ比べも楽しい。
寿司好きなら中トロはマスト。
第3位:えんがわ

ヒラメやカレイの縁側部分で、希少部位ゆえに通好み。
噛めば噛むほど脂の甘みが溢れ出して、口の中が旨みの洪水状態。
筋のような歯応えがある独特の食感もクセになる。
知らない人にはぜひ食べてほしい隠れ名ネタで、個人的には塩で食べるのが好き。
回転寿司でも人気だけど、高級店のえんがわは別格の脂の質で感動レベル。
知ってるだけでちょっと通ぶれるのもポイント。
第2位:ウニ

賛否が分かれるネタだけど、新鮮なウニは甘くて濃厚で、
まるで海そのものを食べているような味わい。
ミョウバンを使っていないものは特に甘さが際立ち、舌の上でとろける感覚が至高。
値段は張るけど、食べると「これが本当のウニか」と世界が変わる人続出。
産地によっても風味が全然違い、北海道産のものは特にクリーミーで甘い。
寿司の中でも一度は体験してほしい贅沢ネタ。
第1位:生の本マグロ大トロ

寿司界の王様と言われる所以が、一口で分かる。
口に入れた瞬間、何も噛まずとも溶けていく脂の甘みと旨み。
まるで濃厚なバターを食べているようなのに、嫌な重さがなくスッと消える後味が衝撃的。
高いけど食べると人生観変わる人続出って言われるのも納得。
特にマグロの本場・青森の大間産は脂の質が別格で、しつこさゼロの純粋な旨みだけが残る。
値段を気にせず一度は頼んでほしい、究極のネタ。